これこれ、これこそ「和」っすよー!
         ☆和☆
和の食(衣・住)を中心に読み切り型の物語が展開してゆく
老舗料亭の女将が主人公の漫画です。
と言っても、よくある「美食?と華食?のナントカ料理対決!」
な要素は(一部例外を除いて)ありません。

すんごく美味しそうな和の食が、人の絆を繋いでゆく、その有様が、ああ温かい暖かいってなもんで。

食を中心として、部屋のしつらえや
家屋へのこだわり、食を引き立てる食器類へと
話が広がってゆきます。

女将が可愛いです。
人情味あふれてます。
人間が「 和」の名脇役をこなしています。
そう、この漫画の主人公は、「和」なんです。
(言い切っていいのか、私)


第一巻の冒頭を紹介します。(省略形


笠置の宿にゃあ過ぎたる花がふたつある

暖簾に咲いた 花の名は
半田仙こと 通り名 
おせん
まずは衆目衆目(注目?)〜

あ、話は普通の現代言葉ですよ。時代も現代です。
舞台が東京だから……東京弁?がまた心地良し。

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